2014年8月のブログ記事

  • 千年の古刹

    千年の古刹十五重塔の近くの階段の隅っこで風化されてるツバメの白骨は黒く剥がれた羽に潜り込んでる少し離れたところで蟻の群れはりんごのカスを囲い詰め匂いを嗅いでる湖の真ん中に聳え立つ観音様を仰ぎながら涙ぐみながら湖の深さを探るように少年は飛び降り入水したお坊さんのお経の声と古刹をまとうたち煙は交じり合... 続きをみる